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確定拠出年金(日本版401K)の行く末は?

マイナスの続く運用成績

株式会社格付投資情報センターが確定拠出年金(日本版401K)を利用している加入者140万人について調査したところ、2011年9月時点で元本割れしている加入者は約81万人、運用利回りは年率換算で-1.89%との結果がでました。確定拠出年金が日本に導入されたのは2001年10月、税制優遇措置などもあって順調に加入者を増やし、現在では約407万人が加入しています。つまり先の調査結果をそのまま当てはめれば、全体では約230万人が元本割れしているとも推測できます。

待ったなしの年金改革

現在国会などでは、国民年金を支給開始する年齢の延長や、支給金額の減額が検討されています。共に実施までは難航しそうですが、これまで先送りしていた年金改革のツケを払うためにも、導入は避けられないようです。と言うのは、現役世代の負担低減や世代間の不公平感の排除を進めるには、他に手段が見当たらないのが実際のところです。ただ社会保険庁かた日本年金機構に組織が変わり、いつの間にか不祥事に対する追求がうやむやになってしまったのが不思議なところです。また定年制の延長も進められていますが、こちらも経営側の抵抗が強く、実施までには期間がかかりそうです。その間を埋めるために作られたのが確定拠出年金(日本版401K)です。加入者は自らで運用先を決められる反面、資産運用についての知識が求められます。企業側の年金に対する負担は減りますが、雇用者として社員などに詳細な説明が必要になります。当然ながら導入時の説明はバラ色のものばかりでしたが、こうして運用成績がマイナスになると、そのリスクの大きさが実感できます。

混乱の続いた株式市場

ただしリーマンショックや東日本大震災による株式市場の低迷や、アメリカ市場の低迷によるドル安とヨーロッパ圏の混乱に伴うユーロ安の結果、相対的な動きによる極端な円高など、相場の動きは予想の範疇を超えたとも言えます。その中で年率換算で-1.89%に留まっているのは、無難に推移していると見ることもできるでしょう。

投資家も勉強を怠りなく

もちろんリスクを嫌った加入者が、債券中心に運用しているファンドを多く選択している結果として、少ないマイナス幅に収まっているとも言えます。いずれにしても未だ10年ちょっとの成果に過ぎません。もう10年20年もして、本格的に加入者が年金として受け取り始めた時に、結果が問われることになるはずです。その時に『加入しておいて良かった』となるか『こんなはずではなかった』となるかは、それこそ神のみぞ知るところです。ただし確定拠出年金は随時運用先を見直すことができます。と言うよりは、景気動向や将来の行く末を見据えて、常に気を配っておくことが必要です。既に運用を始めている人も、これから始めようとする人も、勉強を怠りないようにしたいものです。

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