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インド株式市場の公開で投資資金は動くか

インド株式の投資解禁

2012年1月15日から、外国個人投資家のインド株の直接購入が解禁されることが決まりました。以前から同様の話題が上がっていましたが、インド政府の公式発表があったことで、いよいよ本格的に投資が行われそうです。停滞しつつある先進国に代わり、成長著しい新興国として、インドそのものの人気は高いものがありました。日本からも製造業を始めとして、インドに進出する企業は多く、近年では小売業や飲食業も進出が続いています。もちろん習慣の違いもあり、外国のライバル企業の存在もあるので、簡単に成功するとは限りません。しかしそれを越えた成長国としての魅力がインドにはありました。

インド政府の発表

ただ企業の進出とは異なり、インド株式に投資するには、いろいろな障壁が設けられていました。そのこと自体はおかしなものではありません。過大な投機資金の流入や流出により、市場の過剰な変動を防ぐ意味があります。いくら経済が伸び盛りであっても、それを支える株式市場の規模が小さければ、大量の資金を受け入れるだけのキャパシティはありません。いたずらに資金が動くことで、そこから経済に悪影響があってはならないため、いくらかの制限があっても当然です。そうした事情もあって、これまで個人投資家がインド株式に投資するには、投資信託などが中心でした。インド政府の発表では、投資家層の拡大、海外からの投資資金の受け入れ、市場の変動の抑制を目指しているとのことです。3つめに関しては「おや?」と思うかもしれませんが、投資家に一定の制限をかけることで、過剰な変動を防ぐと思われます。今回の解禁が無制限なものではなく、投資家の中に一定の資格を与えることからもそれが分かります。

無視できないリスクの存在

ただし今回のインド株の直接購入の解禁により、すぐに投資資金が流入するとは限りません。ヨーロッパやアメリカを始め、世界的に株式市場が低迷する中で、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の一角を担うインドと言えども、先行きが明るいわけではありません。例えば経済は発展しつつありますが、政治情勢が万全と言い切ることはできません。未だ混乱が続く北アフリカほどではありませんが、パキスタンとの摩擦や宗教の軋轢を無視することはできません。何かの拍子に大きな混乱が起こったり、そこまで行かなくても株の解禁に制限がかかったりすれば、後続の投資資金の流入がストップしてしまいます。つまり先に買ったことで、ババ抜きのババを持たされてしまうことになります。

"先んずる"ことができるか

ただし"先んずれば人を制す"の原則は、投資環境にも当てはまります。つまりリスクを覚悟しながらも飛び込んでいくことが必要になるのも、投資の醍醐味とも言えるでしょう。今回の株式市場の解禁でどこまで飛び込んでいくことができるか、興味を持って見守りたいところです。

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