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中国市場の開放は投資信託にプラスとなるか

中国市場の開放が加速

中国証券監督管理委員会(CSRC)は適格外国機関投資家(QFII)として、昨年12月に14社(機関)を追加しました。これにより昨年1年間の総承認数は、過去最高の29社(機関)、累計で135となっています。つまり1月から11月の11ヶ月間と12月の1ヶ月間に承認した数がほぼ同じであり、中国市場の海外への資本開放速度がアップしていることが明白になりました。また中国企業の海外市場への上場規制も緩和される方向に進んでいます。これは投資資金の呼び込みと、中国企業の海外展開の両面で、海外資本の流入を目指したものになっています。

中国経済の停滞傾向が判明

これまで二桁成長を続けていた中国経済ですが、2011年の10~12月期のGDP(国内成長率)の実質成長率は前年同期比8・9%と、2年半ぶりに9%を割り込みました。これは中国当局の金融引き締め政策、ヨーロッパの経済危機による輸出の鈍化、貧富の格差による社会不安などが原因になっています。日本を振り返るとわかると思いますが、景気が好調であればこそ、都合の悪い部分はなんとか覆い隠されてこれたものの、景気が停滞してくると、その反動もあってか、より大きな障害となって噴出してきます。そうした不安定な要因をどこまでもしくはどのように抑え込めるかは、中国政府の舵取りにかかっていると言ってもでしょう。

流動性が高まる投資商品

今後も中国市場の開放が進むにつれて、投資資金の流入は進むと思われます。ただし中国政府の思惑通り、中国資本の底支えになるとは限りません。中国経済の成長が期待され、資本流入が限られていたからこそ、株式や債券、そしてそれらを組み入れて運用する投資信託が値上がりを続けてきました。株式や投資信託は、ひと頃は何を買っても利益が出る、一時的に下げてもすぐに回復する、そんな値動きを示していましたが、このところははっきりプラスになっているものもあれば、値下がりしたまま回復しずらいものもあります。そして一段と市場が開放されていけば、参加者や投資資金が増えることで、更に商品の流動性も高まってきます。分かりやすく言えば、これまで以上に上がりやすくも下がりやすくもなるわけです。

中国関連の投資信託にも陰りが見える

現在、中国関連の投資信託は日本国内の運用会社が設定しているものだけでも100本近くあります。二桁を割ったとは言え、プラスの経済成長率を示している中国経済を反映して、10%を超える運用利回りを上げている投資信託もあれば、マイナス成績に陥っている商品も少なからず存在します。中国関連であれば、何を買っても大丈夫な時期は過ぎてしまいました。まだしばらくは世界でもトップクラスの成長を続けるとは思われますが、投資する商品の見極めはしっかりしていく必要があるでしょう。

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