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フィデリティ・ハイ・イールド B

パフォーマンスは良いが、信託報酬等の高さがネック

商品

英国の大手証券会社、フィデリティ証券のグループ会社であるフィデリティ投資信託が組成、運用する毎月配分型のファンドです。米国ドル建ての高利回り事業債(ハイ・イールド債)に投資します(ごく一部は株式にも投資)。一言でいいますと、格付け会社の投資不適格といわれる債券に敢えて投資することにより、高い運用利回りを実現しようというファンドです。

投資不適格債券に投資するわけですから、高い利子を得られるうえ、投資先の債券が投資適格に格上げになれば、債券価格も上がり、売却することによって、売却益も得られる可能性があります。

投資対象は、フィデリティ投資信託のアナリストが債券発行企業を調査・分析して決めています。

為替ヘッジなしのAタイプとヘッジありのBタイプがあり、投資家は手数料無料で随時タイプの変更ができるようになっています。1997年5月に1口1万円で発売されましたが、2011年1月中旬現在での基準価格はBタイプで8,200円程度となっています。

購入時の手数料は1.05%(税込)、信託報酬は1.6275%、1口当たりの配当金は月60~70円となっています。

メリット

投資不適格の債券に敢えて投資をするわけですので、一般的には最高で8%前後の高い利回りが期待されます。また、仮に投資先の債券の格付けが上がれば、利回りが下がる代わりに債券価格が上がりますので、ファンド側が売却すれば、売却益も見込める可能性があります。

確かに、運用利回りは2011年10~12月までの3か月で4.5%、2011年年間でも3.6%のプラスと良い成績を収めています。

デメリット

ハイリスクな債券に投資するわけですから、投資先が倒産などをしてデフォルト(借金が返せない状況)になった場合には、投資家も大きな損失を被ることになります。

また、アクティブファンドとして仕方ない面もあるのですが、信託報酬が1%以上というのはかなり高いといわざるを得ません。パフォーマンスが良好といっても、基準価格は発売当時から見ると2割も減っているわけですから、信託報酬や配当金でかなり基金を取り崩しているという可能性も否定できません。

投資のスタンス

投資の初心者にはお薦めできません。ハイリスク・ハイリターンの商品ということもありますが、世界景気の先行きが見えない状況で安易にリスクを取って投資する意味があるとは思えないからです。

投資不適格といってもデフォルトしているわけではありませんし、ファンドの組成会社が投資先を十分に調査して投資しているのですから、投資先のデフォルトによる損失はあまり考える必要はないでしょう。しかし、≪デメリット≫でも説明しましたが、信託報酬と配当金が高額で、実際のパフォーマンス以上の支出を基金から行っている恐れがあります。

また、為替ヘッジを行うBタイプでは、ヘッジ手数料もかなりの金額取られますので、注意が必要です。

フィデリティ・ハイ・イールド Bはマネックス証券で取扱っています。

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