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グローバル・ソブリン・オープン毎月決算型

日本最大の商品、安全性は抜群だが、足元では3重苦

商品

商品のニックネーム「グロソブ」という言葉は、投資信託を購入したことのない方でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。純資産1兆8,000億円と国内最大の投資信託商品です。独立系の投信会社、国際投信投資顧問が組成・運用しています。

日本で一番売れている商品だけあって、商品設計は至って単純明快です。主要先進国の国債、格付けがA以上の政府機関債といった安全な債券に現地の通貨建てで投資します。配当も毎月行われます。米国の大手銀行シティグループが算出している、世界の主要国の国債投資から得られる収益を指標化した「世界国債インデックス」の動きに連動させることを目標にしています。

2012年1月中旬での基準価格は4,700円と非常に苦戦しています。総資産も激減の傾向にあります。 手数料は一応、最大で1.575%となっていますが、ノーロード、つまり、無料という証券会社も増えています。信託報酬は1.3125%。配当金は、最近は月35円となっています。

メリット

何といっても、先進国の安全と思われる債券だけに投資しているというリスクの低さが挙げられるでしょう。一時は毎月40円の配当金が支払われていたときもありましたが、それでも、大きな損失を受けることが考えにくい安全性の高さと安定した配当は投資初心者としては魅力であるに違いありません。

デメリット

先進国の金利が下がってしまい、大きな利益が見込めなくなっています。また、現地通貨建てで投資していますので、円換算では基準価格が円高の影響により下がってしまっています。さらに、為替ヘッジをしていませんので、仮に解約した場合には、受け取れるおカネがやはり円高の影響で目減りしてしまいます。

まさに、不安定な世界経済のなかで3重苦の状況ですが、それでも安定した配当を毎月、出していますので、基金からの配当金の拠出も懸念されます。

信託報酬も1%以上で、決して安いとはいえません。

投資のスタンス

投信の初心者でしたら、購入を検討される商品だと思います。確かにリスクの低い商品という意味でお薦めの商品であることは確かです。

しかし、現在(2012年1月)の世界経済の状況を見ると、グロソブの投資環境は悪すぎるといわざるを得ません。長期的な保有という観点からでも、将来はもしかすると現在の先進国よりも振興国の債券のほうがより安全で利益を得やすくなっているかもしれません。

少なくとも、足元では購入を見合わせるほうがよいのではないでしょうか。世界経済の先行き不透明感への懸念が薄れたときに中・短期的な投資スタンスで購入することをお薦めします。

グローバル・ソブリン・オープン毎月決算型はマネックス証券で取扱っています。

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