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ハイグレードオセアニアボンドOP毎月分配
安全・安定な2国に分散投資、為替リスクには要注意
商品
大和証券投資信託委託(大和アセットマネジメント)が組成・販売しています。オーストラリアドルおよびニュージーランドドル建ての公社債と、短期のコマーシャルペーパーに投資する毎月配分型の商品です。投資基準は、格付けでダブルA以上の優良な債券だけとなっています。
したがって、投資の基本姿勢としては、少額でも着実な収益を上げ続けるということになるでしょう。
手数料の上限は2.1%、信託報酬は1.3125%となっています。配当は月70円をキープしています。2012年1月中旬現在の基準価格は7,000円前後となっています。
なお、為替リスクのヘッジは行っていません。
メリット
オーストラリア国債に関しては、「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」の説明で安全性も収益性も高いと説明しました。一方、ニュージーランド国債に関しては、2011年9月に大手格付け会社が最上級のトリプルAからワンランク格下げを行い、今は、ダブルAとなっています。長期国債の利回りは約3.6%(2012年1月中旬)と、オーストラリア国債と同程度です。つまり、国債に関しては、両国とも、安全性が高く、収益が期待できるといってよいでしょう。
また、両国は結びつきが強い面はありますが、それでも、2国に分散投資することによるリスク回避を行っていることはメリットのひとつといえるでしょう。
国債や公債以外は格付けの高い短期のコマーシャルペーパー中心に投資している点も安全性という面からは評価できます。
デメリット
オーストラリアドルと同様、ニュージーランドドルも対円に関しては、値下がりしているのがやはり、大きなネックといえるでしょう。円換算した場合の資産の目減りが起こります。また、ニュージーランドも利下げを続ける可能性が高いということも心配のタネです。債券価格の低下の恐れがあります。
投資のスタンス
安全性・安定性という意味で、お薦めの商品ではあります。ただし、為替リスクには十分に注意をすべきです。場合によっては、為替差損だけでせっかくの収益がすべて吹き飛ぶ恐れも否定できません。
本腰を入れて投資を行うというのでしたら、やはり、各国の国債に直接投資されたほうがよいのではいかと思います。ただし、2か国への分散投資になりますので、資金をどちらの国債にどの程度割り振るかという、分配の割合に関しては、十分な吟味と研究が必要でしょう。
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