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HSBCインドネシア債券オープン 毎月
経済成長が最も期待できる国、インドネシアへの投資は魅力
商品
英国の大手金融グループ、HSBCが組成・販売している毎月配分型の債券ファンドです。インドネシアルピア建てで同国の国債、公債、社債に投資します。為替ヘッジはありません。
HSBCグループの香港にある資産運用会社が運用を行っています。
2010年8月に発売、2012年1月中旬時点での基準価格は1万600円前後で推移しています。
経済成長の著しいインドネシアへの投資商品というだけあって、運用成績は好調です。利回りでいいますと、2012年1月を基準とした場合、過去1年間の利回りは14.7%、過去6か月では約4.5%、過去3か月では5%、過去1か月では約5.7%となっています。
販売口数も過去1年では倍増、純資産額は57億円増と、純資産額も倍以上に増加しました。超人気商品といってよいでしょう。
償還期間(ファンドが運用される期間)は2020年8月7日までで、手数料は最大3.15%(税込)、信託報酬は1.6275%(同)となっています。解約手数料(信託財産保留額)は基準価格の0.3%です。分配金は、月70円を続けています。
メリット
新興国のなかでも、今後、当面、最も確実な成長が期待できるインドネシアへの投資商品というのが、何といっても魅力です。人口2億人と、東南アジアでは最大の人口を誇り、内需で成長が見込める数少ない国です。石油などエネルギー資源にも恵まれています。
2012年1月18日には、米国の大手格付け会社、ムーディーズがインドネシア国債の格付けをトリプルBに格上げしました。これは、単に格付けが上がったというばかりでなく、投資不適格から投資適格になったという大きな意味を持ちます。
デメリット
インドネシア国債が投資適格になったとはいえ、トリプルBとは、投資適格では最下位であることに変わりありません。それなりのリスクはあります。
また、インドネシアは現在、急成長や燃料への政府補助金の支給停止に伴うインフレ懸念に悩まされている一方、世界的な経済成長の減速懸念を払しょくするために利下げ方向で経済政策を見直さなければならないという複雑な状況にもあります。政策の舵取りによっては、突然、経済が混乱する恐れもないとはいい切れません。
さらに、ファンドとしては、信託報酬をはじめ、手数料が高額なのが気になるところです。
投資のスタンス
新興国リスクは確かにあります。各種の手数料も決して、安くありません。しかし、世界経済の先行きが不透明である現在、最も安定した経済成長が期待できそうなのは、アジアではインドネシアが断トツといっていいでしょう。実際、インドネシアルピアは、円に対して高値で推移している数少ない通貨になっています。
かなり乱暴という批判を受けるのは、覚悟のうえで申し上げますと、当商品は買いを推奨します。同様な収益を期待できるような投資先が他に見当たらないというのが理由です。
ただ、推奨の理由は、あくまで、「他に肩を並べるような投資先がない」ということですので、手持ちの資金を一気に投入することは避けたほうがよいと思います。また、仮に購入しても、インドネシア経済の動きをよく見ながら、売却のタイミングを常に探っていく必要があると思います。
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