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アライアンス・B・G・ハイ・インカムB(通称:NKコンパス)
中リスク・中リターンの債券ファンド、パフォーマンスは良いが、それなりのリスクも覚悟を
商品
米国の大手投資顧問、アライアンス・バーンスタインが組成した毎月配分型のファンドです。世界中の債券に分散投資しています。国はもとより、国債でも社債でも債券と名の付くものならが何にでも投資します。
目論見書では、投資適格債券のインカムゲイン、つまり、利子収入を確保するということを運用方針に掲げていますが、一方で、より、インカムゲインの期待できる債券に機動的に入れ替えを行うともあるとしています。つまり、投資不適格な債券にも投資し、利回りが低下した(債券価格が高くなった)場合には、より利回りの高い銘柄(債券価格の低い債券)への入れ替えを積極的に行うということでして、結果として、投資不適格債の売却益も狙っていると読み取ることができます。
投資対象は、世界のアライアンス・バーンスタイングループのアナリストが共同で調査・分析を行って選別しています。
1997年6月に発売、為替ヘッジなしのAタイプとヘッジありのBタイプがあります。申込手数料は税込みで2.1%、信託報酬は1.6275%です。2012年1月中旬現在の基準価格は約7,800円、配当金はこのところ毎月35円を継続しています。
パフォーマンスは高く、2011年10~12月の3か月では平均1.9%、2011年全体でも同2.52%の高い運用利回りを実現しています。
メリット
リーマンショック後の世界経済混乱期の2009年1月に基準価格が5,800円台まで下落したものの、急回復し、その後、7,800円台を安定してキープし続けています。
投資不適格債への投資も行ってはいますが、預かり資産のうちの5割未満という方針を打ち出していますので、極度にハイリスクとなる恐れはありません。
デメリット
しかし、2011年12月以降は純資産が減少しており、比較的高額な信託手数料を基金から賄っている恐れがあります。
また、為替ヘッジを行うBタイプでは、ヘッジ手数料もかなりの金額取られますので、注意が必要です。
投資のスタンス
中リスク・中リターンの商品といったところでしょう。ただし、全資産の50%以内としているものの、投資不適格の債券にも積極的に投資している点は注意すべきでしょう。
初心者向けの投資商品としては、現在の欧州経済の不安定な状況や、新興国の経済成長の鈍化といった世界経済リスクが懸念される状況では、高リスク商品同様、あまりお薦めできません。
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